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Dynafont評価版をArmadillo-840+QMLで使う

at_mangetsu
2015年12月4日 19時13分

Armadillo-840上で、Dynafont(評価版)を使ってみたい場合の方法です。

1.フォントデータをUSBメモリ等に保存し、Armadillo-840にマウントします。
※以下、マウントポイントを/mnt、USBメモリを/dev/sda1の場合の例
   (SDカードの場合等は適切に読み替えてください)

[root@armadillo840-0 (ttySC2) ~]# mount /dev/sda1 /mnt
  1. 既存のフォントファイルを削除する
[root@armadillo840-0 (ttySC2) ~]# rm /usr/share/fonts/truetype/fonts-takao/*.ttf
  1. USBメモリからフォントデータをコピーする
    ※以下、Hannotate-W7の場合の例(他のフォントの場合は適切に読み替えてください)
[root@armadillo840-0 (ttySC2) ~]# cp /mnt/DF-Hannotate-W7.ttc /usr/share/fonts/truetype/
  1. テスト用QMLスクリプトを作成します。
    以下のスクリプトをviエディタで作成します。ファイル名はtest.qmlとします(任意)
import QtQuick 2.0
Rectangle {
  id: top
  width: 800
  height: 480
  Text {
    anchors.centerIn: parent
    font.family: "DF-Hannotate-W7"
    text: "Hello World!"
  }
}

3-5. QMLスクリプトを実行する

[root@armadillo840-0 (ttySC2) ~]# QT_QPA_EGLFS_DISPLAY=1 QT_QPA_EGLFS_WIDTH=800 QT_QPA_EGLFS_HEIGHT=480 qmlscene ./test.qml

※LCD画面に表示する場合です。
 HDMI画面に表示する場合は、QT_QPA_EGLFS_DISPLAY=0としてください。