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TIPS: x1-debian-builder: ルートファイルシステムアーカイブ内のファイルの所有者変更の注意点

ルートファイルシステムアーカイブは.tar.gzのアーカイブなので、展開すればchownコマンドで所有者を変更できます。ただし、chownでの変更時に注意が必要な点があるため、この記事で説明します。

ルートファイルシステムアーカイブの展開方法、また再圧縮方法は以下の記事を参照してください。

chownコマンドで所有者を変更する際の注意点は、「ユーザー名ではなく、ユーザーID指定で行う」という点です。 これは、新しく所有者としたいユーザーが、作業を行っているLinux環境(ATDE等)には存在しない、あるいは存在したとしてもユーザーIDが異なる可能性があるためです。

ユーザーIDは、展開したルートファイルシステムアーカイブの中の/etc/passwdファイルで確認できます。 passwdファイルは1行につき1ユーザーの設定を表しており、例えば以下のような行があります。

atmark:x:1000:1000:atmark,,,:/home/atmark:/bin/bash

コロン(':')区切りの左から3つ目がユーザーIDです。(この場合、ユーザーIDは1000です。)

chownコマンドの実行方法としては、ユーザーID指定でもユーザー名指定でも同じです。 例えば、hello.txtの所有者をユーザーID指定で"atmark"へ変更する場合は以下のコマンドです。

[ATDE]$ sudo chown 1000 hello.txt

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