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kibanaを使ったデータ分析環境の構築 第1回

at_ito
2015年2月2日 1時48分

Armadillo-IoTでIoTができるということで、データ分析を試してみたくなった。

簡単に試せる環境がないか探していると、どうもkibanaというモノでデータを可視化して分析できるらしい。

ということで、kibanaをATDEにインストールしてみたので、その時のメモを貼り付ける。

elasticsearchのインストール

どうもkibanaというのは、データを可視化するためだけのアプリケーションのようで、データはelasticsearchに入っているものを使うらしい。

ということで、まずはelasticsearchをインストールする。

elasiticsearchの公式ページのインストール方法を参考に、apt-getでelasticsearchが取れるようにしてみる。

[atde ~]$ wget -qO - https://packages.elasticsearch.org/GPG-KEY-elasticsearch | sudo apt-key add -
[atde ~]$ sudo add-apt-repository "deb http://packages.elasticsearch.org/elasticsearch/1.4/debian stable main"
[atde ~]$ sudo apt-get update

そうすると、以下のエラーが発生。

W: http://packages.elasticsearch.org/elasticsearch/1.4/debian/dists/stable/Release の取得に失敗しました  期待されるエントリ 'main/source/Sources' が Release ファイル内に見つかりません (誤った sources.list エントリか、壊れたファイル)
E: いくつかのインデックスファイルのダウンロードに失敗しました。これらは無視されるか、古いものが代わりに使われます。

エラーがでてはelasticsearchをapt-getでインストールできないので、/etc/apt/source.listから以下の2行を消した後、elasticsearchからdebパッケージを直接ダウンロードしてくる。(elasticsarchダウンロードページ)

deb http://packages.elasticsearch.org/elasticsearch/1.4/debian stable main
deb-src http://packages.elasticsearch.org/elasticsearch/1.4/debian stable main

以下のコマンドを実行して、ダウンロードしてきたdebパッケージをインストールする。

[atde ~]$ sudo dpkg -i elasticsearch-1.4.2.deb

以下のコマンドを実行して、起動時にelasticsearchが起動されるようにする。

[atde ~]$ sudo update-rc.d elasticsearch defaults 95 10
[atde ~]$ sudo /etc/init.d/elasticsearch start

以下のコマンドを実行して、elasticsearchが起動していることを確認する。

curl -XGET 'http://localhost:9200'
{
  "status" : 200,
  "name" : "Sybil Dvorak",
  "cluster_name" : "elasticsearch",
  "version" : {
    "number" : "1.4.2",
    "build_hash" : "927caff6f05403e936c20bf4529f144f0c89fd8c",
    "build_timestamp" : "2014-12-16T14:11:12Z",
    "build_snapshot" : false,
    "lucene_version" : "4.10.2"
  },
  "tagline" : "You Know, for Search"
}

上記のような表示になれば問題ないらしい。

kibanaのインストール

次にkibanaのインストールが必要になるが、時間がなかったので次回の「kibanaを使ったデータ分析環境の構築 第2回」でやります。