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Armadillo-IoT(G3/G3L)/X1: 複数台のArmadilloへカスタマイズしたソフトウェアの書き込み方法まとめ

at_ito
2018年5月7日 4時57分

Armadilloは産業用途で使用したいため、製品出荷時用に複数台のArmadilloへ同じソフトウェアを効率的に書き込みたい場合があります。

そのため、ここではArmadilloへ効率的にソフトウェアを書きこむ方法を紹介します。

1. Armadilloに書き込むソフトウェアを作成

Armadilloに書き込むソフトウェアは、ブートローダー、Linuxカーネル、DTB、ルートファイルシステムの4つがあります。それぞれカスタマイズする場合は、個別で作成する必要があります。

特にカスタマイズが不要な場合は、アットマークテクノのサイトからダウンロードできる標準のイメージを使用することも可能です。

1.1. ブートローダーの作成

カスタマイズしたブートローダーを作成する場合は、以下のURLを参考にブートローダーイメージを作成してください。

1.2. Linuxカーネル、DTBの作成

カスタマイズしたLinuxカーネル、DTBを作成する場合は、以下のURLを参考にLinuxカーネル、DTBのイメージを作成してください。

1.3. ルートファイルシステムの作成

Armadilloに書きこむためのルートファイルシステムを作成します。
開発用に使用したArmadilloから作成することができないため、以下のURLを参照し最終的に書き込むルートファイルシステムを作成してください。

2. インストールディスクの作成

Armadilloに書き込むためにはインストールディスク(SD/microSDカード)が便利です。そのため、前述の項目で作成したソフトウェアを書き込んだインストールディスクを作成します。

インストールディスクの作成方法については、以下のURLを参照してください。

開発者ブログ Armadillo-X1, Armadillo-IoT G3/G3L: インストールディスクイメージ作成ツールとその使用方法

3. インストールディスクを使用してArmadilloへイメージ書き込みを行う

前述の「インストールディスクの作成」で作成したインストールディスクを使用して、Armadilloにソフトウェアを書き込みます。具体的な方法については、以下のURLを参照してください。