Armadillo-640: Qtアプリケーションを動作させてみる

Armadillo-640ではGUIを使用するためのフレームワークが標準で入っていません。そのため、ここではQtを入れてGUIアプリケーションを動作させてみます。

1. Qtとビルド環境のインストール

Qtアプリケーションをビルドするために必要なパッケージと、GUI表示のためのパッケージをインストールします。

以下のコマンドを実行して、必要なパッケージをインストールしてください。

[armadillo ~]# apt-get update
[armadillo ~]# apt-get install qt5-default qtbase5-examples build-essential xserver-xorg-core xserver-xorg-input-all xserver-xorg-video-fbdev

2. Qtアプリのビルド

qtbase5-examplesパッケージをインストールしたことで、サンプルアプリケーションが「/usr/lib/arm-linux-gnueabihf/qt5/examples/」ディレクトリ以下に配置されています。

ここでは基本的なGUIアプリケーションであるanalogclockを動かしてみます。

以下のコマンドを実行して、analogclockアプリケーションをビルドしてください。

[armadillo ~]# cd /usr/lib/arm-linux-gnueabihf/qt5/examples/gui/analogclock
[armadillo /usr/lib/arm-linux-gnueabihf/qt5/examples/gui/analogclock]# qmake
[armadillo /usr/lib/arm-linux-gnueabihf/qt5/examples/gui/analogclock]# make

3. Qtアプリの実行

Qtアプリケーションをビルドしたら、以下のコマンドを実行して、analogclockアプリケーションを実行してください。

[armadillo /usr/lib/arm-linux-gnueabihf/qt5/examples/gui/analogclock]# Xorg -v -s 0 &
[armadillo /usr/lib/arm-linux-gnueabihf/qt5/examples/gui/analogclock]# DISPLAY=:0 ./analogclock

上記コマンドを実行すると以下のような表示がLCDに表示されます。

analogclock

製品: 
Armadillo-640
タグ: 
GUI
Qt