Armadillo-640: CON9の1ピンの状態にかかわらず、オートブートモードで起動する方法

Armadillo-640のUSBシリアル変換アダプタにはU-bootの起動モードを変更するためのスライドスイッチがあり、このスライドスイッチはCON9の1ピンに接続されています。Armadillo-640に拡張ボード等を接続し、CON9の1ピンを他の機能に使用したい場合は、CON9の1ピンの状態にかかわらずオートブートで起動したい場合があるかと思います。

そのため、ここではArmadillo-640のCON9の1ピンの状態にかかわらず、オートブートモードで起動する方法を紹介します。

U-bootのコンフィギュレーションの変更

Armadillo-640 製品マニュアルの「ブートローダーをビルドする」の章を参照し、一旦U-bootのビルドを実行してください。

その後、以下のコマンドを実行しU-bootのコンフィギュレーション設定画面を表示してください。

[atde ~]$ make ARCH=arm menuconfig

コンフィギュレーション画面で、以下の項目を無効化してください。

Command line interface  --->
  Autoboot options  --->
    [ ] Stop auto boot when maintenance mode    ← 無効化

上記コンフィギュレーション実行後、以下のコマンドを実行し再度U-bootをビルドしてください。

[atde ~]$ make CROSS_COMPILE=arm-linux-gnueabihf-

上記コマンド実行後にできた「u-boot.imx」ファイルをArmadillo-640に書き込むと、CON9の1ピンの状態にかかわらず、オートブートモードで起動します。

製品: 
Armadillo-640
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U-Boot