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EclipseからArmadilloにSSHでログインする方法

at_shigehisa.y…
2019年7月1日 11時05分
  • 本ブログで紹介する開発環境は、あくまでも参考情報です。Armadilloでの使用に際しては、以下の点にご注意ください。
    • 製品化用のプラットフォームとして推奨するものではありません。
    • 本ブログで紹介している環境は、Debian GNU/Linux 9 (Stretch)かつLinux-4.9を搭載しているArmadilloにのみ有効です。
    • 上記以外のバージョンを搭載しているArmadillo(Debian GNU/Linux 8 (Jessie)やLinux-3.14等)には対応していません。
    • 今後リリースされる予定のDebian "buster"での動作は現時点で不明です。

Eclipseのコンソールウィンドウを使ってEclipseからArmadilloにSSHでログインする方法を紹介します。

■ 前準備

ここではWindows Subsystem for Linux (以後、WSL)で動作するEclipseを使います。

EclipseのWSLへのインストールについては、 「Eclipse IDEを使ったリモートデバッグの方法」を参照して下さい。

■ コンソールウィンドウ

Eclipseを起動してC/C++パースペクティブを開いて下さい。

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左側ペインConnectionタブのLocalの部分を右クリックして下さい。

Open Command Shellをクリックすると、コンソールウィンドウが開きます。

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ここには、ローカルPCの内容が表示されまます。

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■ ArmadilloへSSHでログイン

Connectionタブの「New Connection」をクリックして下さい。

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Connection Typeウィンドウが開きますので、SSHを選択してNextを押して下さい。

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SSHでArmadilloに接続するための設定ウィンドウが開きます。

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Connection Nameには、任意の名前を入力して下さい。ここでは分かり易いように、Armadilloとしました。

Hostには、ArmadilloのIPアドレスを入力して下さい。

Userには、Armadilloのユーザ一名を入力して下さい。

Password based authenticationにArmadilloログインパスワードを設定すれば、SSHでArmadilloに接続するたびにパスワードの入力が不要になります。

すべての設定が終了したら、Finishを押して下さい。

SSHで接続するArmadilloの接続名が、Connectionウィンドウに追加されます。

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Armadilloの部分を右クリックして下さい。

先ほどと同じOpen Command Shellをクリックすると、SSHで接続されたArmadilloのコンソールウィンドウが開きます。

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その他のウィンドウを含めてコンソールウィンドウも、自由に配置できます。

下の例ではPCとArmadilloのコンソールウィンドウを並列に表示しています。

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