Armadilloフォーラム

Armadillo Iot G4のコンテナRAM展開について

kitamura-a

2023年8月22日 13時08分

お世話になっております。
●コンテナのRAM展開について
 abos-ctrl podman-storage --tmpfs コマンドにてdisk から、tmpfsへの切り替えを試みております。
 上記コマンド実行後、
 abos-ctrl podman-storage --status にて、
 Currently in tmpfs mode, run with --disk to switch の表示が出た為切り替わったものだと判断したのですが、
 podman images で確認したところ、イメージが表示されない状態でした。

 切り替えがうまくいっていないように見えるのですが、この状態はどういう状態でしょうか。
 目的としてはRAMへ切り替えてコンテナのアプリを自動起動するところまでを実施したいと考えています。 
 よろしくお願いいたします。

ファイル ファイルの説明
terminal_memo1.txt 添付はコマンド実行時のシリアルターミナルの内容を抜粋したものです。
コメント

at_dominique.m…

2023年8月22日 13時32分

kitamura-a さん

お世話になっています、
アットマークテクノのマルティネです。

>  切り替えがうまくいっていないように見えるのですが、この状態はどういう状態でしょうか。
>  目的としてはRAMへ切り替えてコンテナのアプリを自動起動するところまでを実施したいと考えています。 

添付していただいたログでは「What should we do? ([N]othing (default), [C]opy, [R]emove)」の質問になっていて、何も入力しなかった場合はデフォルトで何もコピーしないことになっていますので、tmpfs にはディスクに切り替える前の状態に戻っています。

このデフォルトがとても分かりにくくて、2022年10月にリリースされた Armadillo Base OS 3.16.2-at.5 のバージョンからデフォルトがコピーになっています。
対策方法を確認するため、使用しているバージョンを確認していただけますか?「cat /etc/atmark-release」で表示できます。

おそらくデーターがまだ削除されてないので、手動で正しいディレクトリをマウントすれば復帰は可能ですが、手順を説明するまでに --disk に絶対切り替えないでください。切り替えた場合はデーターを失いますので、その場合はどうしようもなくなります。

よろしくお願いします。

kitamura-a

2023年8月22日 17時26分

アットマークテクノのマルティネさん

バージョンをいただいたコマンドで確認しました。
3.16.0 -at.1 と表示されます。

->おそらくデーターがまだ削除されてないので、手動で正しいディレクトリをマウントすれば復帰は可能ですが、手順を説明するまでに --disk に絶対切り替えないでください。

→すいません。
abos-ctrl podman-storage --disk

 ↑このコマンドを一度たたいてリブートしています。
  アプリは元の通り自動起動しております。
podman imagesではコンテナは表示されています。これは大丈夫でしょうか。
  (コピー済の同品がもう2台と、microSDにバックアップがありますので最悪の回避はできると思います)

よろしくお願いいたします。

at_dominique.m…

2023年8月23日 9時25分

kitamura-aさん

マルティネです。

>>おそらくデーターがまだ削除されてないので、手動で正しいディレクトリをマウントすれば復帰は可能ですが、手順を説明するまでに --disk に絶対切り替えないでください。
>
> →すいません。
> abos-ctrl podman-storage --disk
>
>  ↑このコマンドを一度たたいてリブートしています。
>   アプリは元の通り自動起動しております。
> podman imagesではコンテナは表示されています。これは大丈夫でしょうか。
>   (コピー済の同品がもう2台と、microSDにバックアップがありますので最悪の回避はできると思います)

すみません、大丈夫です。新しいバージョンでは Nothing の後に再びディスクに切り替えると 「eMMC にあったデーターを初期化しますか?」って聞かれて、そこをデフォルトの y で回答してしまうとデーターが削除されますが、ABOS 3.16.0-at.1 のバージョンではその質問がまだなかったですね。

disk 状態から再び 「abos-ctrl podman-storage --tmpfs」を実行して、「What should we do? ([N]othing (default), [C]opy, [R]emove)」の質問に copy の「c」で回答すると無事に読み取り専用のストレージにコピーされますので、それで切り替えてください。

ただいま試したところで不具合は特にありませんでしたが、いずれは ABOS の更新を推奨しています。3.16.0-at.1 は去年の6月にリリースされたもので、Linux の脆弱性なども修正されてますし、今回のような分かりにくいデフォルトもいくつか改善していますので時間あればぜひ試してください。
コンテナのアプリケーションに影響ないはずです。

アップデートは以下のコマンドでインストールできます:

swupdate -v -d '-u https://download.atmark-techno.com/armadillo-iot-g4/image/baseos-x2-latest.swu'

よろしくお願いします。

kitamura-a

2023年8月23日 15時29分

マルティネさん

回答ありがとうございます。
見た感じは成功しているように見えます(添付)。
とりあえず進めてみます。

*前回作業時には、キーの入力(C)ができず、それが今のところ不明です。
(tera-termの設定なのかどうなのかが今のところ分かっておりません)

ファイル ファイルの説明
20230823_term.txt