Armadilloフォーラム

取得した通信強度の精度について

kkato

2024年4月4日 18時49分

”mmcli -m -0”コマンドを入力した時に取得できる"signal quality"の値の精度はどれくらいでしょうか。
ご教授いただければ幸いです。

コメント

at_mitsuhiro.yoshida

2024年4月5日 9時09分

吉田です。

精度といった観点での規定はございません。

LTE モジュールが通知する値を ModemManager 内の変換式で百分率に変換して表示しております。
おおまかには、以下の FAQ 「十分な電波強度があるか」に記載しておりますので参考になれば幸いです。

「Armadillo-IoT A6E Cat.1 モデル: LTEモジュールで通信ができないときには?」
https://armadillo.atmark-techno.com/faq/aiotg-a6e-cat1-lte-doesnt-work
「Armadillo-IoT A6E Cat.M1 モデル: LTEモジュールで通信ができないときには?」
https://armadillo.atmark-techno.com/faq/aiotg-a6e-catm1-lte-doesnt-work

kkato

2024年4月5日 19時28分

> 吉田です。
>
> 精度といった観点での規定はございません。
>
> LTE モジュールが通知する値を ModemManager 内の変換式で百分率に変換して表示しております。
> おおまかには、以下の FAQ 「十分な電波強度があるか」に記載しておりますので参考になれば幸いです。
>
> 「Armadillo-IoT A6E Cat.1 モデル: LTEモジュールで通信ができないときには?」
> https://armadillo.atmark-techno.com/faq/aiotg-a6e-cat1-lte-doesnt-work
> 「Armadillo-IoT A6E Cat.M1 モデル: LTEモジュールで通信ができないときには?」
> https://armadillo.atmark-techno.com/faq/aiotg-a6e-catm1-lte-doesnt-work

回答ありがとうございます。
Armadilloとスペクトラムアナライザを使用して
電波暗室内で電波強度の測定を行いました。
この時に、Armadilloとスペクラムアナライザでは
測定結果に約20dBmほどの差が出てしまったのですが、
これほど測定結果に差が出ることはあるのでしょうか。
また、想定させる要因としては何が考えられるでしょうか。

今回使用したスペクトラムアナライザとアンテナについては
添付ファイルを参照していただければと思います。

ファイル ファイルの説明
スペアナ取扱説明書_MS2720T.pdf
使用アンテナ.png 2000-1645-Rを使用しました。

kkato

2024年4月9日 14時40分

大変申し訳ございませんが、もう1点ご質問させてください。
精度の観点では規定をされていないとのことでしたが、
signal qualityを取得した時に例えば60%(-74dBm)と表示されたときには
必ずRSSIの値は59%(-74.65dBm)~61%(-73.35dBm)の間に収まっていると考えてよろしいでしょうか。

at_mitsuhiro.yoshida

2024年4月9日 15時10分

吉田です。

ModemManager が LTE モジュールから取得した時点での値となります。
細かい値が必要であれば、AT+CSQ の値を取得される方がいいかと思います。

Cat.1 モデル

send-at /dev/ttymxc3 AT+CSQ echo

Cat.M1 モデル

send-at /dev/ttyMux2 AT+CSQ echo ems31

上記コマンドのレスポンスとして、
+CSQ: rssi,ber
が返りますので、rssi の値に関しては以下の Howto の「RSSIとdBm」セクションを参照ください。
https://armadillo.atmark-techno.com/howto/armadillo_3g-lte_installation…

kkato

2024年4月9日 15時32分

> 吉田です。
>
> ModemManager が LTE モジュールから取得した時点での値となります。
> 細かい値が必要であれば、AT+CSQ の値を取得される方がいいかと思います。
>
> Cat.1 モデル
>

> send-at /dev/ttymxc3 AT+CSQ echo
> 

>
> Cat.M1 モデル
>

> send-at /dev/ttyMux2 AT+CSQ echo ems31
> 

>
> 上記コマンドのレスポンスとして、
> +CSQ: rssi,ber
> が返りますので、rssi の値に関しては以下の Howto の「RSSIとdBm」セクションを参照ください。
> https://armadillo.atmark-techno.com/howto/armadillo_3g-lte_installation…

回答ありがとうございます。
追加で質問させていただきたいのですが、
signal qualityで取得しているRSSIの値は最大値か平均値のどちらになるでしょうか。

kkato

2024年4月10日 9時33分

> 吉田です。
>
> ModemManager が LTE モジュールから取得した時点での値となります。
> 細かい値が必要であれば、AT+CSQ の値を取得される方がいいかと思います。
>
> Cat.1 モデル
>

> send-at /dev/ttymxc3 AT+CSQ echo
> 

>
> Cat.M1 モデル
>

> send-at /dev/ttyMux2 AT+CSQ echo ems31
> 

>
> 上記コマンドのレスポンスとして、
> +CSQ: rssi,ber
> が返りますので、rssi の値に関しては以下の Howto の「RSSIとdBm」セクションを参照ください。
> https://armadillo.atmark-techno.com/howto/armadillo_3g-lte_installation…

追加でもう1点ご質問させていただきたいのですが、
表示される数値はModemManager が LTE モジュールから取得した時点での値とのことですが、
LTEモジュール自体の通信強度の取得精度はどれほどになるでしょうか。

kkato

2024年4月16日 12時22分

質問事項が多くなってしまい大変申し訳ございません。
ArmadilloでRSRPの値を確認することが出来る
コマンドはあるのでしょうか。
あるのでしたらご教示いただけるとありがたいです。
以上どうかよろしくお願いいたします。

at_mitsuhiro.yoshida

2024年4月17日 14時22分

吉田です。

> ArmadilloでRSRPの値を確認することが出来る
> コマンドはあるのでしょうか。

AT^SMONI コマンドにて取得可能です。

Howto: 3G/LTEを使用する際、設置場所決定に必要な参考情報
https://armadillo.atmark-techno.com/howto/armadillo_3g-lte_installation…
の下部に A6E Cat.1 モデルと A6E Cat.M1 モデル双方の確認方法を記載しております。

kkato

2024年4月17日 19時36分

> 吉田です。
>
> > ArmadilloでRSRPの値を確認することが出来る
> > コマンドはあるのでしょうか。
>
> AT^SMONI コマンドにて取得可能です。
>
> Howto: 3G/LTEを使用する際、設置場所決定に必要な参考情報
> https://armadillo.atmark-techno.com/howto/armadillo_3g-lte_installation…
> の下部に A6E Cat.1 モデルと A6E Cat.M1 モデル双方の確認方法を記載しております。

回答ありがとうございます。
ご提示いただいたURL先のA6E Cat1モデルのコマンド実行例だとRSRPの値は
-88.10であるという解釈でよろしいでしょうか。

at_mitsuhiro.yoshida

2024年4月18日 8時37分

吉田です。

> 回答ありがとうございます。
> ご提示いただいたURL先のA6E Cat1モデルのコマンド実行例だとRSRPの値は
> -88.10であるという解釈でよろしいでしょうか。

はい、 その値となります。