Armadilloフォーラム

Armadillo 上にDebian GNU/Linux を 構築

ikeda203

2018年3月31日 17時03分

池田です。すみません。Armadillo実践開発ガイド第2部を読みながら、ATDE6・vmwareのインストールを
行い、クロス開発環境を構築しています。

本ガイドを読んでいる途中に、第4章になりました。本手順を読むと、「開発効率を上げるために、Armadillo に
Debian GNU/Linux をインストールします。」と記載されています。
中を読むと、Armadillo-400 シリーズのお話で、Armadillo-IoT ゲートウェイG3製品マニュアルの
Debianユーザランド仕様ですと、「Armadillo-IoT G3 の標準ルートファイルシステムは、32-bit hard-float ARMv7 (「armhf」)アーキ
テクチャ用のDebian GNU/Linux 8 (コードネーム 「jessie」)です。」と記載されています。
また、「Armadillo の動作に必要な最小限のパッケージや設定が含まれています。」と記載されています。

しかし、当方ATDE6でのクロス開発を行うため、第4章の手順は不要な認識ですが、間違っていないでしょうか。
ATDE6でmakeして、作成されたイメージファイルをArmadillo-IoT G3にFTPすれば、OKの認識です。

申し訳ございませんが、ご指導をお願いします。

コメント

y.nakamura

2018年3月31日 19時36分

中村です。

G3系(G3,G3L,X1)のマニュアルには、C/C++のユーザアプリをATDE6上で
クロスコンパイルする方法の説明がほとんど(まったく?)ないですね。
(Armadillo上でセルフビルドする方法は少しだけ説明があります)

// 普段は私は全文引用は避けているのですが、今回は全部引用します。

> 池田です。すみません。Armadillo実践開発ガイド第2部を読みながら、ATDE6・vmwareのインストールを
> 行い、クロス開発環境を構築しています。
>
> 本ガイドを読んでいる途中に、第4章になりました。本手順を読むと、「開発効率を上げるために、Armadillo に
> Debian GNU/Linux をインストールします。」と記載されています。
> 中を読むと、Armadillo-400 シリーズのお話で、Armadillo-IoT ゲートウェイG3製品マニュアルの
> Debianユーザランド仕様ですと、「Armadillo-IoT G3 の標準ルートファイルシステムは、32-bit hard-float ARMv7 (「armhf」)アーキ
> テクチャ用のDebian GNU/Linux 8 (コードネーム 「jessie」)です。」と記載されています。
> また、「Armadillo の動作に必要な最小限のパッケージや設定が含まれています。」と記載されています。
>
> しかし、当方ATDE6でのクロス開発を行うため、第4章の手順は不要な認識ですが、間違っていないでしょうか。
> ATDE6でmakeして、作成されたイメージファイルをArmadillo-IoT G3にFTPすれば、OKの認識です。

Armadillo実践開発ガイドは、池田さんの理解されているとおりです。
つまり、400シリーズ(800シリーズやG2も)での手法ですので、
Armadillo-G3系でセルフビルドする場合もATDE6でクロスビルドする場合も、
Armadillo実践開発ガイド第2部の第4章の手順は不要です。

Armadillo実践開発ガイドにはG3系で役に立つ情報はあまりありません。
情報がないというよりかはG3系では必要のない内容がほとんどです。

G3系のプログラムをATDE6でクロスコンパイルするときは、
gccをarm-linux-gnueabihf-gccにしてコンパイルすればOKです。
MakefileでならCC=arm-linux-gnueabihf-gccとすればよろしいかと。

--
なかむら

ikeda203

2018年3月31日 20時50分

中村様、ありがとうございました。

池田です。現在、Atmark Distを使って、アプリケーションプログラム
を作成予定です。コンパイラ&makeについては、教えていただき、誠にありがとうございます。

今後も、何かとお世話になりますので、よろしくお願いいたします。
> 中村です。
>
> Armadillo実践開発ガイドは、池田さんの理解されているとおりです。
> つまり、400シリーズ(800シリーズやG2も)での手法ですので、
> Armadillo-G3系でセルフビルドする場合もATDE6でクロスビルドする場合も、
> Armadillo実践開発ガイド第2部の第4章の手順は不要です。
>
> Armadillo実践開発ガイドにはG3系で役に立つ情報はあまりありません。
> 情報がないというよりかはG3系では必要のない内容がほとんどです。
>
> G3系のプログラムをATDE6でクロスコンパイルするときは、
> gccをarm-linux-gnueabihf-gccにしてコンパイルすればOKです。
> MakefileでならCC=arm-linux-gnueabihf-gccとすればよろしいかと。
>
> --
> なかむら
>

y.nakamura

2018年3月31日 21時00分

中村です。

> 池田です。現在、Atmark Distを使って、アプリケーションプログラム
> を作成予定です。コンパイラ&makeについては、教えていただき、誠にありがとうございます。

Armadillo-IoT G3(G3L,X1)では、AtmarkDistは使いません。

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なかむら