kojima.yasuyoshi
2018年9月26日 19時42分
お世話になります。
Armadillo-IoT G3Lを利用しております。
取扱説明書およびELS31モジュールのATコマンドリストなど参照しておりましたが，
下記内容がわからなかったため，ご質問させていただきました。
-1）Armadillo-IoT G3Lは，LTEで前回接続した基地局情報を保持するのでしょうか。
-2）(1)で保持する場合，基地局情報をクリアする手段はございますか。
上記ご存じの方いらっしゃいましたら教えていただけると幸いです。
以上，よろしくお願いいたします。
コメント
kojima.yasuyoshi
2018年10月2日 17時12分
古関様
回答ありがとうございました。
LTEモジュール内部の不揮発性メモリに，基地局の情報が保存されることおよび，
上記基地局情報をクリアするようなコマンドは無いこと認識いたしました。
基地局情報をクリアしたい目的について補足させていただきます。
今回，使用させていただいている場所が，２つの基地局の間となっておりまして，
一方の基地局のsignal qualityが40程度，もう一方が80程度となっておりました。
単純に電波強度が高いほうに接続されればよいのですが，低いほうに接続されること
があり，signal qualityが40程度の基地局と接続すると，LTE回線がconnectedとなら
ないことが有るため，基地局情報をリセットし再接続させようかと思い確認させて
いただきました。
(回線状態は，LEDの点灯，mmcli -m 0，nmcli d等で確認)
at_koseki
2018年9月28日 17時03分
古関です。
> -1）Armadillo-IoT G3Lは，LTEで前回接続した基地局情報を保持するのでしょうか。
LTEモジュール内部の不揮発性メモリに、基地局の情報が保存されます。
次回接続時の時間短縮を目的として、多くの3G/LTEモジュールはこのような構造になっているようです。
保存仕様に関しては、ホストから見ると完全なブラックボックスであり、
何かATコマンド等をトリガにホスト側から意図的に保存・削除できるような構造にはなっていません。
LTEモジュールの動作中にバックグラウンドで保存する仕組みであり、
具体的にどのような情報がどのような形式で保存されているかは非公開であり、
詳細は、弊社もわかりかねる部分です。
> -2）(1)で保持する場合，基地局情報をクリアする手段はございますか。
意図的にこの基地局情報をクリアさせるようなコマンドは無いです。
LTEモジュール(ELS31-J)を工場リセット[※1]すると、
初回接続に時間がかるように見えるため、クリアされているかもしれません。
差し支え無ければ教えていただきたいのですが、
基地局情報をクリアさせる目的は何でしょうか？
[※1]
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root@armadillo:~# service connection-recover stop
root@armadillo:~# service ModemManager stop
cu -l /dev/ttyACM0 -s 115200
AT&F
OK
AT^SCFG="MEopMode/Factory","all"
OK
AT+CFUN=1,1
OK
^SHUTDOWN
usb 2-1: USB disconnect, device number 2
cdc_ether 2-1:1.0 usb1: unregister 'cdc_ether'
usb-ci_hdrc.1-1, CDC Ethernet Device
cdc_acm 2-1:1.2: failed to set dtr/rts
cu: Got hangup signal
Disconnected.
（モジュールがリブートするとcuが勝手に終了する）
root@armadillo:~#
※モジュールが再起動し以下のログが出るまで待つ
usb 2-1: new high-speed USB device number 3 using ci_hdrc
cdc_ether 2-1:1.0 usb1: register 'cdc_ether' at
usb-ci_hdrc.1-1, CDC Ethernet Device, 02:80:70:06:22
----------------------------------------------