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  • at_takuya.sasaki

    Armadillo-440+Qtで、タッチパネルイベント以外に、タクトスイッチを押されたイベントを拾う方法です。

    Armadillo-440のスイッチは、/dev/input/event0に割り当てられています。
    https://manual.atmark-techno.com/armadillo-4x0/armadillo-400_series_software_manual_ja-1.8.1/ch09.html#sec-buttons

    なので、Qtのキーボードデバイスとして、/dev/input/event0を割り当てることで、 比較的簡単に関連付けができそうです。

    まずQtのソース側(ヘッダファイル)に、以下のソースを定義します。

  • at_takuya.sasaki

    以下のHowtoに従い、ユーザランドにdebianを用いて構築したBluetooth環境を、 atmark-distに移行する手順を紹介いたします。

    [Howto : Armadillo-400シリーズでBluetoothを使用する]
    https://armadillo.atmark-techno.com/armadillo-400-bluetooth

    大まかな流れとしては、bluetoothを動作させるのに必要なアプリケーションとライブラリを ATDE3及びatmark-distのromfsにコピーをする作業となります。 尚、それぞれの作業は以下のHowtoに詳細が記載されていますのでご参考ください。

    [Howto: debianパッケージに含まれるコンパイル済みのバイナリをArmadiilloで動作させる方法]
    https://armadillo.atmark-techno.com/howto/use-debian-binary

  • at_ito

    開発時に、Linuxカーネルイメージ、ユーザーランドイメージを頻繁に変更することがあると思います。 その際に、毎回フラッシュに書き込むと時間がかかってしまいます。 そのため、起動時に自動的にTFTPサーバーからイメージをダウンロードし、そのイメージで起動する方法を紹介します。

  • at_kazutaka.bito

    Howto : Armadillo-440でQt! 第2回 より入手できるユーザーランド atmark-dist-qt-20121105.tar.gz内の、Qt用のプロダクトディレクトリ atmark-dist-qt-20121105/vendors/AtmarkTechno/Armadillo-440.Qt を現在の最新版のユーザーランド(atmark-dist-20140415)にコピーしてビルドしたところ

    • make menuconfig時にコンフィグのデフォルト設定されてない部分を聞かれる
    • make時にdepmod.plのディレクトリがないというエラーがでる

    という現象が発生しました。

  • at_takuya.sasaki

    sambaという仕組みを使って、Armadillo上の任意のディレクトリを、Windowsと 共有することが可能ですが、samba serverはArmadillo-440ではデフォルトでは有効になっていません。

    1. ユーザーランドのコンフィギュレーションを行います。

      [*] Customize Vendor/User Settings (NEW) 
      
        Userland Configuration
        Filesystem Applications  ---> 
        --- SAMBA
          [*] samba
          [*]   smbd
        [*]   nmbd

    2. ポート競合が起こるため一部のMakefileを修正して、makeを実行してイメージファイルを作成します(romfs.img.gz)

    atmark@atde3:~/atmark-dist$ vi user/samba/Makefile 
     

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  • at_takuya.sasaki

    Armadillo-420でBluetooth Low Energyモジュールを利用して通信を行うための手順です。 動作確認については十分にできていませんが、ご参考にしていただければと思います。

    1. ATDE5をダウンロード

    Armadillo-420の開発環境はATDE3となっていますが、Bluezの新しいバージョンについては、 ビルドにGLibの2.28以上が必要です。

    atmark@atde3:~bluez-5.18$ ./configure --build=i686 --host=arm-linux-gnueabi
    …省略…
    checking for GLIB... no
    configure: error: GLib >= 2.28 is required

    しかし、ATDE3のGLibのバージョンは2.16.6です。

  • at_kazutaka.bito

    PWMを有効にしようとして、

    [armadillo ~]# echo 700000 > /sys/class/mxc_pwm/(PWM_NAME)/duty_ns
    [armadillo ~]# echo 1 > /sys/class/mxc_pwm/(PWM_NAME)/enable

    で、enableが1(有効)に設定。

    念のため、catでenableを確認すると、

    [armadillo ~]# cat /sys/class/mxc_pwm/(PWM_NAME)/enable
    0

    で、enableが0(無効)のままだった。

  • at_kazutaka.bito

    Armadillo-440とArmadillo-840のLCD表示と同じ画面をPCのWebブラウザで見る方法を考えてみました。 フレームバッファをJPEGファイルにして、mjpg_streamerで見ることにしました。

    添付 lcd2jpeg_a440.zip, lcd2jpeg_a840.zip の srcディレクトリ フレームバッファをJPEGファイル化するソース lcd2jpegを実行すると/var/tmp/for_lcd2jpeg/jpeg_file/lcd.jpg にJPEGファイルが生成されます。
    sample_exeディレクトリ lcd2jpegとmjpg_streamerの実行を組み合わせたサンプルスクリプトstart_lcd2mjpgを実行して、PCのWebブラウザで、URLを[ArmadilloのIPアドレス]:8080とすると LCD表示と同じ画面が見れます。

    補足)

  • at_takuya.sasaki

    [現象]

    Armadillo-420上でunzipを使ってzipファイルを解凍しようとすると、 以下のように失敗する。

    [root@armadillo420-0 (ttymxc1) ~]# unzip test.zip
    Archive:  test.zip
    unzip: Unsupported compression method 0

    [原因]

    zipファイルの圧縮メソッド(アルゴリズム)が、無圧縮(stored)になっているため。

    [詳細]

    zipファイルの圧縮メソッドについては、以下のURLに説明があります。 http://www.wdic.org/w/TECH/ZIP - 圧縮アルゴリズム

    Armadillo-400シリーズに標準でインストールされているbusybox 1.00.rc3のunzipでは、 一般的に使用されている[Deflate]という圧縮メソッド以外は、対応できていません。

    atmark-dist/user/busybox/busybox-1.00.rc3/archival/unzip.c